2011年5月29日日曜日

観念それとも私情、詩情

今日はギャラリーいとへんさん のところにお邪魔していました。
http://www.skky.info/top.html
そこで、お話をしていただいて、
観念という言葉にすごく考えさせられました。

どちらかというと、男性は観念にとらわれる傾向、
女性は逆で私情というか詩情と言うか何か情緒を重んじるような感じだと
いう話です。

これは僕にとってはすごくそうだなと思わされました。
女性のアーティストの創るものってすごく情緒があっていいなぁと
思うことが多いです。
反対に男性はすごく思想的なものや戦略的なものが多いような気がしてます。
僕の絵に関してはまだまだ、観念にもいっていないという感じで
どっちにもついてないような感じです。

僕自身女性的な情緒的なものの方があこがれます。
あこがれるということはやっぱり僕も観念的な方なのかも知れません。

はるか昔、恋人が旅立っていなくなってしまう時に
その恋人を洞窟の壁に立たせてその影を壁に縁取りして
いなくなってもその縁取りを見て、恋人がそこにいると思って
生きていくという話を本で読んだことがあるのですが、
それこそが本物のアートだと僕は思っています。

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