今の僕の状態、段階は4月の個展の反省、
反省といえばなんか悪いとこを探すような
意味があるが、そうではなく
「あれば一体僕にとって何だったのか」
「僕にとってどういう意味の作品だったのか」
を捉える必要があり、
それこそが今後の展開や成長の原動力になると思っている。
そして今はその意味が少しずつ分かり始めて、
(なんせ1年ちょっと費やした作品だったので本当に自分の中で消化するのが難しいのだが)
あれはハード面からの視点で見た作品だと理解した。
ハード面から見て挑戦した作品だったのだ。
ここ最近の僕の作品は(本当に最近なのでまだ、これからだし、はっきりとは言い切れないが)
ソフト面からの視点で作った作品だ。
僕が本当に求めているのはハード面からではなく、ソフト面からの視点で
作ることのような感じがする。
つまり、作家自身の瞬間的な能力がもっと問われるという事だ。
でもそっちの方が描いてる僕もドキドキするし、見ている人もドキドキすると思う。
現代美術はハード面の方を重要視する傾向があると思う。
僕は自分のやっていることが受け入れにくいとしても
それをやりたい気持ちがある以上、
それを貫くべきだ。
新しいシステムに頼ったお店ではなく
働いているスタッフの工夫で生き残る事に似ていると思う。
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