2016年10月15日土曜日

「別れ」

別に男女の別れだけではないですが、


色々な形の別れがあると思います。


卒業

友情の終わり

恋愛

引っ越しや戦争もあるかもしれません。

どれにしても、

別れというのは、

特に「死」に関しての場合ですが、

最後の瞬間は

いつもドラマのように

相手と最後の別れの挨拶ができるわけではないと

思います。



肉親の最後の瞬間に立ち会えなかった人や

いきなり事件に巻き込まれて

ただ呆然とするしかない別れもあると思います。


自然というのは

お別れ会や卒業式などは本来してくれない・・・。

子供の時のように

みんなでお別れ会を開いたり、

感動的に別れを演出してくれない。

最後の別れの言葉さえ言える時間を与えてくれない。

本来、別れはあっけなく、非情で、

残酷なものです。

そのことを最近ずっと考えていて、

なんて自然て冷淡なんだろうと思います。

自然ではなく、神様でもいい。

だって、何年も苦労を共にして付き添った夫婦でさえ、

せめて一言別れの言葉を言う時間も与えることなく

突然の事故で別れることがあります。

そういうことを考えて、ちょっと

悲しい気分になっていたのですが、

考え方を変えてみると、

本来、そういったセレモニー、式、演出なんてものに

人間関係の意味は無く、

その人との間にある何か、

経験とか、

感情とか

関係性みたいな事こそに

その人から

もらった大切なものが含んでいるのではないかと思います。

自然はそういうことを教えてくれてるのかなと

思ったりもします。

だから、別れは

あっけなく

残酷なのかもしれない。










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