前回にも書いたのですが一点、絵が修復不可能まで失敗してしまい、

時間と、作品、（自分ではかなり気に入っていたのですが）

そして、一生懸命に注いでいた僕のエネルギーみたいな物が

無駄になった感じがして、自分にすごく腹が立ち、

怒りの感情が僕の中でぞっと渦巻いていて、

『チキショー！！俺をなめんなよー！』と自分の中で叫びながら

このままだといけないと思い、

勢いで１点新しく、下書きのラフ段階ですが

仕上げました。

もちろん細かい変更点は出てくると思いますが、

１日でここまで出来たので、かなり時間的に考えるのが早くなっているとは思います。


しかし、時間を早く事が本当の目的ではもちろんありませんので

慎重に冷静に作業したいと思います。

ただ、今の僕には作品をなるべく早く、たくさん、いい物を作っていくのが

本当に重要です。

時間というのは本当に貴重な物です。

特に物を作っている人にとって時間というのは

本当に何物にも代え難い物です。

『ノック』

前回、画像をあげた「いつも先に歩く彼氏」というタイトルの絵ですが、

実際にキャンバスに描いている途中でなんと、失敗してしまい、

修復不可能の状態になってしまいました・・・。

かなりショックで５日かけたのが無駄になってしまい、

今の僕には時間が本当に貴重なので、

一つ作品を完成できなかったショックと時間を無駄にしたショックで

かなりへこんでしまいました・・・・。

僕の絵は修復不可能になってしまう危険性もはらんでいます・・・。

本当に自分でも「なんと言う危険な作風なんだろう」とあきれるというのか、

自分の作風を時には呪いたくなる時があります・・。

しかし、僕にはそんな落ち込んでいる時間はない。

新しい絵に着手、２日でここまで持って来れました。

『メッセージ（仮題）』

まだ、荒い部分がありますが

細かい部分を詰めて、キャンバスに描こうと思います。

前回はその部分で

焦って失敗したので、

心に余裕をもって、

制作したいと思います。

『いつも先に歩く彼氏』

タイトル　『いつも先に歩く彼氏』

この絵はまだ、下書き段階ですが、

前回の状態では、

内容的にまだ、ぼけてるような違和感があったので

修正。

花時計の左上は前回までは蛇を描いていたのですが、

どうも、引っかかっていたので、

つちのこになりました・・・（汗）

（つちのこ、知ってますでしょうか・・・？）

左のキャラクターはカタツムリですが

これもシルエット的に上手く表現されていたなったので

修正。

右手のキャラも（ナメクジです・・・汗）

少し修正。

この二人はカップルなのですが、

前回までは映画館に行く予定になっていましたが、

おなじみのマクドナルドに行く予定に変更。

その他、細かい部分を変更しました。

下書きからキャンバスに実際に描こうとする時、

やらなければいけないって分かっているのに

やる気が起こらない時があります。

そんな時は必ずっていいほど

下書き段階で

間違っていたり、

内容がぶれていたりしています。

きっと、自分の中の

高次の自分が

「間違っているよ」「まだ、下書き出来てないよ。」

と、止めてくれてるんだと思います。

あんまりこういう事を言うと

どつぼにはまりそうなので

やめときますが・・・。

また、変更あるかもしれません（苦笑）」

いや、違和感がなくなるまで

変更はしないといけません。

幸せを選ぼう。

現実世界は心の反映と言われますが、

僕の人生も

考えてみるに、

「正直、幸せでは無いのかな・・・。」

なんて考えてしまう時があります。

孤独ですし、仕事にも恵まれている訳でもない。

貯金が好きな物を躊躇無く買えるほどある訳でもなく、

友達も正直居ません。

僕はそういう自分の状態に対して、

僕は絵を制作しているのが一番幸せだし、尊敬しているアーティストのように

どんどんたくさん絵を描いていけるようになりたいのだから、

家に隠りっきりで友達を作る機会がないのはしょうがない、

仕事に恵まれないのは僕が画家という生き方を選んでいるのだから

しょうがない、お金がないのは画家なんて社会の底辺の環境にある、

生業だからしょうがない。

そう、言い聞かせていて納得していました。

でも、時々、テレビでお金持ちや、仕事に恵まれている人、

幸せそうな家族に囲まれて生活している人を見ると、

「なぜ、僕はこんな人たちと違うんだろう。」

「世の中はなんて不公平なんだ。」

と自分に納得しているつもりだったのが

どうやらいつも納得していなかったみたいです・・・。

いつもそういった同じ事の繰り返しだったみたいです。

僕は自分で自分が幸せになる事に対して

自分を許していなかったみたいです。

自分で不幸を選んでいた。

不幸になるのもやはり

神様のせいではない・・。

自分が選んでいたみたいです。

でも、その事に気づけた。

気づく事が出来たら

それを手放したらいいだけです。

『さくらんぼ（仮題）』完成

完成しました。

今は全く、迷いがありませんが、

時間が経ってから、気になる所があれば

変更します。

展示の時に

実物を観てもらいたいと思います。

手前のキャラクターは

カメレオンの着ぐるみを着たキャラクターなのですが、

少し、前回まではシルエット的に

迷いがあって、

悩んでいました。

しかしながら、実際にキャンバスに描いて、考えているうちに

自分の中でかなり問題が解決されてきました。

僕の絵の中に迷いが残っている部分があったという事です、

この絵でその問題を考える事で

僕の絵のキャラクターのスタイルが

ひとつはっきりとしました。

CGキャラクターの方は絵画と違って、その部分に関しては迷いがなく、

考えがはっきりしていて、

絵画よりも考えが進んでいたと言えるのですが、

今回のこの事で

CGキャラクターの方の考えは間違ってなかったと

確信する事にもつながりました。

CGキャラクターと絵画がまた一つ、つながったと言う事です。

この絵はキャンバスに実際に描いていて、

明日、完成しそうです。

こちらの絵は今、実際にキャンバスに描いている途中ですが

実際に描いていくと、

「やっぱりここは違うな」と思ったりする時があります。

まあ、ほとんどの絵がそうなんですが。

最近は、

「ここ、描くのがめんどくさいな。」

と思う所は、結構変更しています。

木の穴の部分が下書き段階でちょっとうやむやになっていたので

小人に変更。

その他も少し物を減らしています。

前に比べて良くなったと自分では思います。

タイトル　　『歩くのが早い彼氏』

下書き一応完成です。

最初はキャラクター部分の所で少し悩みましたが、

左キャラはカタツムリ、右キャラはナメクジです。

後半は楽しんでやれたと思います。

絵画の内容は本当にタイトルそのままです（汗）

後ろの方は野球場を描いています。

左上は花時計です。

花時計って見てるだけでも

なんか、癒される以外にも

惹き付けられるものがありますね。

その土地のリアル感というか、

匂いが感じられて僕は好きです。

実際のキャンバスにまだ描いていないので

どんな作品になるか楽しみです。

新しい絵です。

ラフは完成。

後はいつものように少しずつ、

詰めていきます。

タイトルはほとんど決まっていますが

下書きがちゃんと完成してから

書きたいと思います。

キャラクターの身につけている

アクセサリー部分が

違和感があったので変更しました。

この辺が、

たびたび、悩む事が多い所です。

『さくらんぼ（仮題）』

ほとんど下書き完成です。

ほぼ３日ほどでここまで持っていけたので

実際にキャンバスに描くのに

３日ぐらいだとして、

６日ぐらいで完成しようと思います。

もっと、ペースをあげれたらと思うのですが・・。

ためていた絵画の制作が落ち着いたので　

新しく、手を付けています。

ほぼラフは仕上がって、あとは細かく

詰めていくだけです。

写実的に描く部分を今年描いた作品すべてに加えた。

やっていくうちに、このやり方があるお怪我で

絵画の気づかずに間違っていた部分が

気づくというか、それによって教えられてくることに驚いた。

すべてつじつまが合ってくる。

写実を取り入れたのは本当に正解だった。

思えば僕が大学時代に一番最初に描いた絵が写実を取り入れていた。

僕は写実の部分がデカルコマニーに変わったんだと自分では思っていたが

そうではなかったみたいだ。

CGキャラクターの方が先日見ていただいて本当に散々な結果で

もうキャラクターイラストは駄目かな・・・。と思っていて、

それから少し、

あるところで、少し気になる表現が出てきて、

今日は、その表現についてどういう事なんだろうと考えていた。

結構インパクトがあって、（ある意味気持ち悪いが・・・。）

今回出てきた表現の部分は僕のCGキャラクターに方向性（戦略、作戦）を

与えているような気がしている。

作り方の部分はかなり出来上がっているけれども

方向性、一体どんな見せ方、何の面白さ、というところが

全く僕は見えていなかったと思う。

絵画作品からの展開、リンクばかり考えていて

僕のCGキャラクターのそれ自体の面白味については全く、

考える余裕が無かった。

気になる表現の部分は今回、そこに方向性を指し示してくれているような

気がする。

というか、それしかない気がしている。

僕がしたいことはこういう事だと。

小さいころから好きだった物、そちらの方へ持っていってくれている。

上手く出来るか分からないけど、自分の中ではかなり、うきうきして、楽しみな気分だ。

なんか、今まで堅苦しく考えていたのが、開放されてすごく自由になって

広がっている感じがある。

やりたい表現これこれと出てくる感じだ。

本当にもう駄目だと何回も思っているけど、

まだ、しぶとい自分に言葉が無いけど、まだ始まったばかりだ。

僕の中ではまだ始まってもいない。

絵画の中に新しい要素、写実的に描く部分を加え始めてた。

最初は上手くいったかなと思ったが、少し時間を空けてみると

少し違和感がでてきて、

それから、時間を空けて考えてくると、

理論的な部分が欠けていて、

写実だけで表現していても駄目だという事に気がつく。

一日考えて、今までの自分の中にある理論に当てはめて

今までのやり方もまぜて

写実的に描いてみると

全く違和感が無くなった。

あたらしく写実を取り入れたけれども

何とか自分の表現に加わったようだ。

今までのイラスト的な、またはデザイン的な

印象から少し、脱却できた印象で、より絵画の方に近づけたと思う。

本当に楽しくなってきた。

しかし、やっている時は地獄だ。

先の無い感覚、絶望感が

本当に何度もやってくる。

だから面白いのかも知れないけど・・。

製作して、断念していた作品が復活した。

今年描いた作品で一番大きいサイズの作品だ。

そして、一番僕が苦手としていたサイズだ。

絵画のやり方が僕の中で完全に確立して、

断念していた作品が

見事に蘇った。

僕の今年描いた作品の中で

一番の傑作になったと思う。

そして何より僕が一番気に入っている。

今年は本当に絵画を確立できた僕の

忘れられない年になると思う。

絵を描くのが本当に楽しく、

これから沢山絵を描くのが楽しみになってきた。